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Blenderアドオン「OutlineHelper」とは
OutlineHelperとは、ワンクリックでアウトラインを追加できるアドオンです。Gumroadにて無料で公開されています。
OutlineHelperの長所は、手軽に、且つ、非破壊的に線画を作ることができることです。また、頂点1つ1つにパラメーターを指定することで線画に強弱をつけることができ、柔軟に線画をコントロールできるということも長所の一つです。
実際のイメージは以下のような感じです。
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/06/背面カリングについて-1024x384.jpg)
OutlineHelperの使い方
アドオンが公開されているサイト(https://gumroad.com/l/ZmTIT)よりアドオンをダウンロードしておきましょう。
編集 > プリファレンスを選択します。
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/05/In_01.jpg)
アドオン→インストールよりアドオンを導入します。
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/05/in02-1024x589.jpg)
操作方法
3Dビュー上をクリックしてNキーすると、Outline Helperが追加されています。
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/05/O_01-1024x809.jpg)
アウトラインを出したいオプジェクトを選択してAdd/SetOutlineをクリックしてください。
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/05/O_02-1024x829.jpg)
すると、線画が作成されます。
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/05/O_03-1-1024x774.jpg)
線幅を変えたい場合はAdjustOutlineを選択します。
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/05/O_04-1024x774.jpg)
左下の数値を調整することで線幅を変更する事ができます。
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/05/O_05-1024x591.jpg)
線画を消したい場合はRemoveOutlineを選択します。
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/05/O_06-1024x864.jpg)
線に強弱をつける場合は、Tabキーで編集モードに入り個別に点や面を選択して、
AdjustOutlineを選択します。
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/05/O_07-1024x795.jpg)
数値を調節するとこのように線画に強弱をつける事が出来ます。
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/05/O_08-669x1024.jpg)
Outline Helperの注意点
マテリアルの所が空白の状態でAdd/SetOutlineを押すと正しく動作しません。
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/05/O_info1-1.jpg)
全てが真っ黒になります。
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/05/O_info2-1024x580.jpg)
解決方法は+新規でマテリアルを作成してからAdd/SetOutlineをクリックすると解決します。
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/05/O_info3.jpg)
![](https://3dcg-school.pro/wp-content/uploads/2021/05/O_info4-1-1024x568.jpg)
まとめ
いかがでしょうか。BlenderにはこのほかにもFreeStyleという線画を作る機能があります。またコンポジットで線画を作る方法もあり、どの方法も一長一短あるため、比較してみることをおすすめします。