Blender2.8が公開されてからやや時間が経ちましたが、Eeveeやスカルプティングの機能向上から久しぶりにBlenderに触ったという人もいるでしょう。
Blender2.79から2.8にかけて、かなり大幅な変更が入ったため、従来の機能をみつけられないことが多々あります。
特によく使用するRemove Doublesがツールバーより削除されていたことに、困惑した人も少なくないでしょう。
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Remove DoublesはMerge by Distanceに変更
「Remove Doublesはありまぁーーーすぅ!!」(某女史風)
…えぇ、あります。名前がMerge by Distanceに変わっただけです。
新機能? そんなものはない
名前が変わったんだから、きっと新機能があるにちがいない!!
っと思ったあなた。
残念でした、これといってアップデートはありません。名前が変わっただけです。
そもそもRemove Dobleって、なんのためにあったのか?
読者の中には、Blender2.8から触ったという人もいるでしょうから、Remove Doubles、もといMerge by Distanceの使い道について説明します。
モデリングをしていると、まちがえて面を押し出してしまうことがあります。
その場でやり直しをすればいいのですが、気が付かずにモデリングを続けると、面が重なった状態になってしまいます。
これは、言い換えると、頂点が同じ座標に二つ存在している、ということです。
この重なった頂点を削除する機能がRemove Doublesというわけです。
実際には削除しているのではなく、距離に応じて、Merge(結合)しているのです。
今回の名前変更は、オペレーションにより即した命名にしたのだと思われます。
まとめ
Merge by Distanceを使おう!!